フローリングの傷・へこみは補修で直せる?プロが解説

「椅子を引いたら床に線の傷が付いてしまった」「物を落として、フローリングがへこんでしまった」——毎日目に入る場所だけに、床の傷は気になり出すと止まらないものです。とはいえ「張り替えるしかないのかな」とあきらめるのは、まだ早いかもしれません。

こんにちは。住宅・店舗・マンションのキズ補修を専門にしているWiseRepair(ワイズリペア)です。私たちは「交換ではなく、直す」を合言葉に、フローリングをはじめ住まいのさまざまな傷を直してきた補修専門の会社です。

この記事では、フローリングの傷・へこみがどこまで補修で直せるのか、傷の種類ごとの考え方、DIYとの境界線、そして賃貸にお住まいの方に必ず知っていただきたい注意点まで、プロの視点で分かりやすく解説します。

張り替えなくても直せるフローリングの傷は多い

フローリングの張り替えは、実は大がかりな工事です。家具をすべて動かす必要がありますし、一部分だけ張り替えると、新しい板と日焼けした既存の床とで色が合わず、かえって目立ってしまうことも少なくありません。かといって部屋全体を張り替えれば、費用も工期もそれなりにかかります。

補修は、傷んだ「その部分だけ」を直す方法です。床をはがさないので大きな工事にならず、住みながらの施工が基本です。費用面でも、張り替え(交換)より安く済むことが多いのが実際のところです。

私たちが目指すのは、「ぱっと見では傷があったと分からない仕上がり」です。正直にお伝えすると、補修は魔法ではないので「必ず完全に消える」とは言えません。それでも、日常生活で気にならないレベルまで目立たなくできる傷は、皆さまが思っているよりずっと多いのです。

傷の種類で変わる補修の考え方(へこみ・えぐれ・引きずり傷)

ひとくちに「床の傷」と言っても、状態によって補修の考え方は変わります。代表的な3タイプをご紹介します。

へこみ(物を落とした跡・家具の脚の跡)

表面の色は残っているのに、床が凹んでいるタイプです。基本の考え方は、へこみを充填(専用の材料で埋める作業)して表面を平らに整え、周囲の色や木目となじませること。面積が小さければ、比較的目立たなくしやすい傷です。

えぐれ・欠け(深くえぐれて下地が見えるような傷)

重い物を落としたときなどにできる深い傷は、埋めるだけでは終わりません。埋めた部分に床の色を作って着色し、木目を描き起こして周囲となじませる工程まで必要になります。ここは職人の腕の差がはっきり出るところで、私たちの職人は「扉に開いた穴を交換せずに直す」レベルの技能を持つ補修の専門職です。

引きずり傷・すり傷(浅い線状の傷)

家具を引きずったときなどにできる浅い線傷は、表面の塗膜(床の表面を保護している層)だけで済んでいることが多く、色を合わせて目立たなくする補修が中心になります。ただし本数が多い場合や広範囲に及ぶ場合は、補修範囲の考え方が変わるため、写真で状態を見せていただくのが確実です。

なお、実際にどんな材料をどう使うのかは、申し訳ありませんがここには書けません。ここから先は、職人の企業秘密です。

DIYで対処できる傷と、悪化させやすい傷の境界線

ホームセンターには床用の補修クレヨンなどが売られており、ごく浅い小さな傷なら、DIYで目立たなくできることもあります。目安として、爪が引っかからない程度の浅い線傷で、部屋の隅など目立ちにくい場所なら、試してみる価値はあるでしょう。

一方で、DIYがかえって傷を目立たせてしまうケースもあります。

  • 深いへこみ・えぐれ(埋めた部分の色と質感が合わず、白っぽく浮いて見えがちです)
  • 光沢のある床や、木目のはっきりした床(色合わせの難易度が一気に上がります)
  • 部屋の中央など、よく目に入る場所の傷

市販の補修材を厚く盛ってしまうと、傷の周囲にまで材料が付いて余計に目立つことがあり、後からプロが直す場合にも余分な手間が増えてしまいます。「これは自分でやって大丈夫かな?」と迷ったら、手を付ける前に写真で相談していただくのが、結果的にいちばんの近道です。

▶ 迷ったらまずご相談を。キズの写真を送るだけの無料見積りで、補修のプロがお答えします(ご案内は記事末尾にあります)。

見る方向で色が変わる床材は、充填では色が合いません

フローリングの中には、見る角度によって色や光り方が変わる床材があります。木目の光の反射によるもので、部屋の入口から見たときと、窓側から見たときで、床の表情が違って見えるタイプです。

この床の傷を充填(埋める方法)だけで直すと、ある方向から見れば色が合っていても、別の方向から見ると補修箇所だけ色が浮いて見えてしまいます。埋めた材料は床材と違って、見る角度で色が変わらないからです。

そのため、こうした床材の補修は、色を塗って木目を描き起こす「塗装系の補修」になります。塗装系の補修でも跡が完全に無くなるわけではなく、目指すのは「日常の目線で気にならない仕上がり」です。この点は、ご依頼前に必ず正直にお伝えするようにしています。

お手元の床がどちらのタイプか、どの補修方法が向いているかは、写真を見せていただければプロがある程度判断できますので、ご安心ください。

賃貸のお部屋は、まず管理会社・オーナーに確認を

ここはとても大切なポイントです。賃貸住宅の床は、入居者さまの持ち物ではなく、オーナーさま(大家さん)の持ち物です。退去時の原状回復と関わる部分ですので、傷が気になっても、無断で補修(DIYを含む)をせず、まず管理会社やオーナーさまに相談してください。承認を得ずに手を入れてしまうと、退去時のトラブルにつながるおそれがあります。

同じ理由で、分譲マンションでも廊下やエントランスなどの共用部は管理組合・管理会社の承認が必要です。「所有者が自分と別の場所」を直すときは、必ず事前確認——これだけ覚えておいてください。

承認さえ得られれば、賃貸のお部屋の補修も写真を送るだけの無料見積りで進められます。管理会社さまからのご依頼にも対応しています。

写真を送るだけの無料見積りで、補修できるか分かります

「この傷、直るのかな?」と思ったら、スマホで写真を撮って送っていただくだけで大丈夫です。現地調査は不要で、写真を拝見して補修のプロがお見積りします。

写真を撮るときは、次の3枚があると判断しやすくなります。

  1. 傷に近づいた写真(傷の深さや状態が分かるように)
  2. 少し引いて、床全体の色味が分かる写真
  3. 傷のそばに定規や硬貨を置いた、大きさの分かる写真

拝見した上で、補修で対応できるか、どんな方向の補修になるかを率直にご案内します。補修で直すのが難しい場合は、その旨も正直にお伝えします。対応エリアは東京23区を最優先に関東全域、それ以遠は案件に応じてご相談です。

まとめ:あきらめる前に、写真1枚から

  • フローリングの傷・へこみは、張り替えなくても補修で目立たなくできるものが多い
  • へこみ・えぐれ・引きずり傷など、傷の種類で補修の考え方は変わる
  • DIYはごく浅い傷まで。深い傷・目立つ場所は、触る前にプロへ相談を
  • 見る方向で色が変わる床材は、充填では色が合わず塗装系の補修になる
  • 賃貸のお部屋・マンション共用部は、必ず管理会社・オーナーの承認を得てから

床の傷は、毎日視界に入るからこそ、直ったときの気持ちよさも格別です。「交換ではなく、直す」という選択肢を、ぜひ思い出してください。

キズの写真を送るだけ。無料でお見積りします

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